ブログでは夏休み旅行を長々と書いて終わったところですが、リアルの生活ではとうに日常に戻っています。子どもたちも夏休みが終わって学校に行っています。
そんな夏休み最後の日曜日、近場でどっか行こかと、伊丹市昆虫館へ行ってきたので、周回遅れで書き残します。
上の子は受験勉強せんとあかんので、下の子と妻と3人です。
箕面の昆虫館には、今年2回行きましたが、
伊丹の昆虫館も、まだ子どもが小さい頃に一度連れて来たことがあります。
午前中に家を出て、早めの昼を昆虫館近くで食べることにしました。
評判のパン屋さんがあり、以前行ってよかったので、久しぶりにまたそこに寄ることにしました。お店でも食べることができます。
10時半ちょっと前に着いて入ったら、お客さんでいっぱいでした。この時間に何でこんなおるんやろと思ったら、朝は10時半まで、パン食べ放題(60分)、しかもドリンク付きで700円台(平日はさらに安い)と魅力的なメニューがあるからでした。
ただ、食べ放題のパンは、売っているものを好きに選べるのではなく、小さな籠にカットされたパンが何種類か入っていて、その籠を取ってきて食べるという形です。
10時半をまわると、お客さんのほとんどが帰りました。
席の間隔が狭いので、あんだけおったらちょっと嫌でしたが、ちょうど空いたのでよかったです。
さっそくパンを買いに。普段来ないので、食べたいパンがいっぱいありすぎて迷いました。
決めましたこの4つ。妻には食べすぎやと言われましたが。
パンはやや小ぶりな感じですが、200円前後のものが多く、この物価高ではお手頃価格な方だと思います。そして選んだものはどれも美味しかったです。
左上は角切りチャーシューが入ったパンやったかな?右上はじゃがバタ、右下は焼きクリームチーズ、左下は、ワッフルです。
3人で、パン8つにドリンク3つで、ちょうど3,000円ほどでした。お手頃と言いながら、けっこういってしまいました。ぼくが食い過ぎか。
ここから、昆虫館(昆陽池公園)の駐車場はすぐそばです。車で5分とかかりません。
駐車場に車を停めて出ると、昆虫館への案内があるのでそちらへ向かいます。
ここから600mほどあるみたいなので、少し歩きます。
昆虫館は、昆陽池公園の中にあります。その昆陽池には、日本列島を模した島があります。
着きました。
この辺りで虫取をしてきた人向けに、網と虫かご置き場が用意されてました。
持ち込んでややこしいことになったらあきませんからね。
入館料は、大人400円、中高生200円、3歳~小学生100円です。
入るとすぐ、虫たちの世界を10倍にしたジオラマ展示があります。人が小さくなって見える世界とも言えます。
そして、この奥には、でかいミツバチが。
巨体なミツバチは、ゆっくり左右に回っています。カメラがあってモニタに映ります
また、横にはミツバチそれぞれの役割がイラストパネルで説明されてます。
そのひとつ。
ええ身分です。
もちろん、生きてる虫の展示もあります。
でっかいムカデです。
デカすぎて模型みたいに見えますが、本物です。生きてます。
ひっー!きっしょ。ビッシリ張り付いているのはクラズミウマ。バッタの仲間です。密集しているのが気持ち悪いです。
こちらは、ゴキブリの仲間。ヨロイモグラゴキブリ。
人の生活圏に現れるゴキブリに比べるとずっとおとなしいです。1匹だけならかわいいかも。飛ばないのもいい。
箕面の昆虫館にもありましたが、放蝶されているチョウ温室です。
こんな種類の蝶がいるようです。
どれが蝶かわかりますか?
黒にオレンジのだけではないです。これは翅を開いた状態です。
もう1匹います。
正解は、、
ココにいました。翅を閉じると葉っぱそっくりでわかりません。
チョウ温室を出ると、虫のトイレがありました。
ウンコの大きさは、身体の大きさに比するようです。
左から、アオメガネトリバネアゲハ、アカネメガネトリバネアゲハ、ミドリメガネトリバネアゲハ。
RGB、光の三原色がそろっています。
小学校低学年の子どもの手より、大きいです。
モルフォチョウ(上の青いチョウ)はとてもきれいな翅です。見る角度によって色が変わります。
蝶のサナギです。1日毎に成長したサナギを並べて展示しています。全部本物です。これすごいわ。本物ならではの説得力というのかインパクトがあります。
イモリとヤモリの見分け方。
名前は似てますが、片や両生類で、片や爬虫類と、脊椎動物でも種類が違います。
これはどっちでしょう?
正解は、イモリ(両生類)。
写真ではわかりにくいですが、水槽、水の中にいます。
デカいカマキリの頭
カマキリの目は、複眼といわれる、筒状の個眼が集まってできているそうで、それが模型で再現されています。
カマキリってどこから見ても、こっちを見てるように見えますよね。
あれって、実際に目で追われているわけでなく、「偽瞳孔」といわれる現象だそうです。
筒状の個眼の奥は黒く見えるそうですが、複眼のうち奥まで見える角度の個眼だけが黒く見えるため、黒目が常にこちらを見ているように見えるそうです。
そんな説明が書かれていました。
なるほど~
昆虫に関係ないですが、こんなんもありました。
マー君。田中将大投手の手形サイン色紙がありました。ここ地元でこの近くの小学校出身だそうです。
展望台があるので行ってみることに。その途中の階段で、
ぜったい、いややわ。
展望台にでました。
屋上にあるソーラーパネル。さすが昆虫館。
ここから昆陽池公園が一望できます。というほど高くもないので、池と生い茂った木々が見えるぐらいです。
暑いから、展望台には誰もいません。
展望台から戻ってきて、このときやってた特別展「カブクワこれくしょん」に。夏休み期間中の特別展だったようで、今は終わってます。
世界のカブトムシ・クワガタの標本や生態展示がありました。
クワガタムシの世界最大種と最小種
最大種は、マンディブラリスフタマタクワガタ(ながっ)。118.5mmの記録があるそうです。
最小種は、ネッタイマダラクワガタのなかま。3mm。テントウムシより小さいぐらいのサイズです。見つけてもクワガタとは思わないですね。
同じくカブトムシの世界最大種と最小種
最大種はヘラクレスオオカブトのヘラクレスヘラクレスで、178mmの記録があるそうです。標本は145mmでしたがそれでもかなりデカかったです。
最小種はツヤケシチビクロマルカブト、6mm。
変わったところでは、
オスとメスの体をあわせ持つ個体の標本です。左右で異性の形態を持っていました。
雌雄モザイク(ギナンドロモロフ)個体というそうです。
カブトムシやクワガタに囲まれてます。
生きてるカブトムシとクワガタたち。
ネプチューンオオカブト。めっちゃかっこええやん。
ニジイロクワガタ。タマムシみたい。
ほかにもいろいろいました。
伊丹市昆虫館の滞在時間は、1時間半でした。2時間ぐらいは楽しめそうです。
ここだけで1日過ごすのは難しいですが、このすぐ近くにはイオンモールがあるので、買い物や食事をしていくことができます。
イオンモール伊丹昆陽です。駐車場がいつでも無料なのがいいです。
ちょっと買い物とおやつを食べに寄ることにしました。
フードコートは人がいっぱいでしたが、その一角だけ人気がなかったので、そこに腰かけて、サーティワンアイスを。
フードコードは冷房がよく効いてますが、ここは自然の涼しさがあり、アイスを食べるにはちょうどよかったです。
ガラスの向こうがフードコートの室内です。左側は外にテラス席がありこちらはめっちゃ暑かったです。この中はその中間で、それはこんな仕組みです。
地中を通ってきているので、外気より涼しく自然のクーラーになっています。
以上、夏休み最後の日曜日でした。