50代サラリーマンの暮らし

50代前半のサラリーマンです。

通勤電車で

今朝、会社に向かう通勤電車で、となりにおじさんが座りました。(割合的にだいたいおじさんですけど)

だいたいはスマホを見る人が多いのですが、その人は珍しく、本をそれも文庫本や新書ではなく、単行本を開いて読み始めました。カバンに入れても重いだろうに、わざわざ持ち歩くなんて紙の本が好きなんかなぁと思いながら、自分は目をつむって座ってました。

それから数分ぐらいすると、そのおじさん側から圧がかかってきました。ん?薄目で気配を窺っていると、どうやら本を読みながらウトウトし始めた模様。しばらくすると、電車が揺れるたびにその重みが大きくなってきました。

いつも困るんですよね、どうするか。ぼくも寝ることが多いので、なんか起こすのも気が引けるし、かといって、ずっとその身を受け入れてあげるほど器の大きい人間でもないし。

こんなとき、多くの人はどうしてるんですかね?

 

昨日、たまたま見た27時間テレビの終わり1時間ぐらいに、MCのかまいたち、ダイアン、千鳥の3組が順繰りで漫才をやってました。その中でかまいたちが、隣の人が眠って寄りかかってきたらどうするってネタをやってました。濱家さんがそんなときどうしたらええ?と聞いて、山内さんが実演するっていうのをいつもの調子でやってたのですが、寄りかかってきた濱家さんを山内さんがおもっきしどついて、笑いました。

そんな昨晩見た漫才はまったく参考にならず、結局、少し体を揺らしておじさんに気づいてもらうという、いたってありきたりな方法を採りました。

 

ぼくも電車に乗るとすぐ寝てしまうたちなので、隣の人に迷惑かけないよう意識している座り方があります。

それは、完全に深く座らず、少し浅めに座って背もたれにしっかり身を預けるという姿勢です。あまり浅く座りすぎると膝が出て、立ってる人や通る人の邪魔になるので、微妙に浅く座ります。

深く座ると上半身が垂直になり、背もたれと抵抗がなくなります。ましてや首が前に倒れようものなら、前屈みになってまったく抵抗がなくなり、より横に傾きやすくなります。

そこで、少し浅めに座ると上半身に後ろへの傾斜がうまれ、背もたれには少し丸みの傾斜があるので、上半身にかかる重力によって垂直方向の力が背もたれとの間に抵抗を生み、さらに首を前に倒すことで、背中が曲がりより強く背もたれに押し付ける形となり、横に傾きにくくなるというものです。(知らんけど。)

まあでも、実感としても傾きにくくなった気がします。