よ~く考えよう~♪お金は大事だよ~♪う~う、う~う、ううう~♪
最近落ち着いてきましたが、2か月ぐらい前から、テレビでこの歌がよく流れるようになりました。俳優の吉沢亮さんがオルガンを弾いて、子どもたちが歌ってる医療保険のCMです。
以前は矢田亜紀子さんが弾いてた覚えがありました。この歌、久しぶりやなと妻と話してて、あれいつ頃やったっけ?と、ネットで調べたら、2003年から3年ほど流れてたそうです。
20年前!うそやろ?そんな経つ?
中学生になる上の子は知らんと言ってるので、10年以上前とは思ってましたが、まさか20年も経ってるとは。。
でも、この歌、困るんですよね。昔もそうでしたが、耳に残って。
ずっと頭の中で流れるんですよ。朝、目覚めた時とか仕事してる時とか。なんなら口ずさんでしまいそうになって、ヤバいヤバい。
子どもたちもよく歌ってます。下の子はフリまでつけて。かわいい。
そしてこの歌の通り、お金は大事です。医療保険が本当に必要かどうか、よ~く考えようって話です。
ぼくら夫婦も結婚してすぐくらいに医療保険に入りました。まだ若いうちに入る方が、月々の保険料も安いし、歳を取ったら手術や入院することもあるだろうと、あまり考えずに入りました。
掛け捨てで、月々の支払いはそんな高くないとはいえ、加入して20年以上にもなると、今まで支払った保険料はそれなりの額になります。
それで、実際どんだけ役立ったかといえば、そんなでもないです。
まだ、若かったから、入院や手術が必要になることもなかったということもあるかもしれませんが、10年くらい前にぼくが、最近妻が給付をうけました。そのときも、あぁ入っててよかった!って感じはなかったです。
生命保険や自動車保険などは、万が一に必要となるお金が、自分で工面できる額ではないので、入っている方が安心です。
それに比べて、病気やけがの場合、保険適用の手術や治療であれば、以外としれてます。もちろん、急な出費で痛いですが、払えない額ではないです。
なぜなら、保険適用される手術や治療の場合、高額療養費制度があり、月額支払額の上限(年齢や所得によって定められている)が決まっています。それを超えた分は戻ってくるため、実質の支払額が抑えられるからです。サラリーマンでも自営業でも、加入している健康保険は違えど同じです。
また、サラリーマンだと、健保組合によっては、独自の給付があるところも。その場合はさらに支払額が抑えられます。
つまり、手術・入院しても想像していたほど、お金はかからなかったという印象です。
また、超えた分が戻ると書きましたが、これも事前に申請して、「限度額適用認定証」の交付を受けておけば、病院窓口での支払いが限度額に抑えられます。
10年前、自分が手術するときはそうしたのですが、最近、妻がかかったときは、病院側で加入健保組合に確認が取れるようで、その手続きすら必要なかったです。
このように、一時的に高額なお金が必要になるということもなく、窓口で払う分ぐらいなら、月々医療保険に払うお金を自分で貯めておけば賄えそうです。
ちなみに、医療保険の給付金請求の手続きについても書きますと、
給付金は、請求して1週間もたたないうちに速やかに振り込まれました。10年前請求した時は、診断書を病院に書いてもらう必要があり、その発行手数料で5千円かかりました。(病院によるのかもしれませんが)
それが最近、妻の給付金請求の時は、診断書でなくても、手術内容や入院日数がわかる診療明細を写真に撮って送ればよくなってて、手続きはスマホだけで簡単にできました。この点はいいと思いました。
で、最初に戻って、医療保険って必要?と聞かれたら、いらんのちゃう、ってのが、ぼくの結論です。
もちろん、リスクへの備え、職業や家族構成、経済的事情など人それぞれなので、皆がそうとは言えませんが、少なくとも結婚当時の自分に相談されたら、やめときって言います。
じゃあ、当然、今の自分は医療保険解約したんやんね?というと、
まだしてません。なぜか?
それは、これまでに20年くらい払ってきた保険料がもったいないという思いに縛られているからです。
関西人の性でしょうか。もとを取るという思いから抜けられません。
食べ放題にいったら、自分が食べたいものより、もとが取れそうなものを選び、時間とおなかの限界まで食べまくるといったやつです。ぼくがそうです。
掛け捨て保険料は、サンクコストです。安心を買うのに支払ったもので、返ってくるものではないと頭ではわかっているんですが、こと自分のこととなると、合理的判断ができないもんですね。
よ~く考えよう~♪お金は大事だよ~♪う~う、う~う、ううう~♪
CMのダンスの通り、どうしようか頭を抱えています。