地域の運動会がありました。
住んでいる地域で開催される運動会で、小学生が中心ですが、小さい子どもから大人まで参加できる運動会です。
学校の運動会みたいに1学年ごとではなく、誰でも出られる競技や複数学年ごとだったりと、割と子どもの出番を多く見られて、しかも競技ごとに参加賞(お菓子や文房具など)がもらえるので、けっこう楽しみにしています。
そんな参加できる競技の中でも、学校の運動会では見られなくなったパン食い競争が、この地域の運動会では残っていて人気競技です。
ただ、それも時代の流れとともに変わってきてます。
ぼくが子どもの頃は、むき出しのパンがそのまま吊るされてて、それを手を使わず口だけで上手くくわえ取ってゴールに向かったものです。
あれから30年以上経ち、自分の子ども(上の子)が数年前に出てたパン食い競争では、パンは袋に入ったまま吊るされ衛生的で、あとでちゃんと食べられます。
それが、コロナ禍を経験した今、下の子が参加したパン食い競争では、袋のまま吊るされたパンを、口ではなく手で取るようになってます。
もはや、パン食い競争ではなく、パン取り競争です。こうなるとパンである必然性もなく、ただの名残です。昔のパン食い競争を知らない子供にしたら、なぜパンが吊るされているのか謎の競技です。
なくなる日も近いんかなぁと、ふと寂しさを感じました。
なくなったと言えば、似たような競技の飴食い競争。
こちらも、手を使わず口だけで、粉の中に隠れた飴を見つけ出し、口に入れてゴールまで走り抜けるという競技です。
パン食い競争では、パンは毎回新しく代わってましたが、飴食い競争は、飴が隠された粉の箱は、競技中使いまわしてましたから、今の時代にはもう合わないですね。
子どもの頃経験したぼくでも、もし今あったらちょっとムリかも。
あと、なくなったのは、組体操ですね。ぼくが子どもの頃は、小学生から高校生までやってたような気がします。だいたい最終学年でやる有終の美的な演目だったと思います。
ピラミッドなんかめっちゃ痛かった覚えがあります。
ピラミッドは、やっぱりガンキャノンの位置(てっぺん)が一番いいですよね。痛くないので。(久しぶりに積んでみました。)
それがタワーになると高すぎて、一番上にのる子は、落ちたらほんまヤバいです。
一番上は、だいたいクラスでも小さめの子が乗るが普通です。
ところが、ぼくが中学の時、成長期で身長だけ急に伸びてクラスでは真ん中よりやや高かったにもかかわらず体重が軽かったために一番上にのることになりました。ほかのタワーと比べてもちょっと高くて、かなりスリリングだったのを思い出しました。
話は戻って、
うちの子は綱引きにも出まして、勝ちました。
勝ったチームが先に退場して、参加賞のお菓子をもらい、次に負けたチームが退場して同じくお菓子をもらいます。
チップスターのLをもらって戻って来ました。負けたチームの子は、Sを持ってました。
子どもの競技と言えど、勝負の世界はシビアです。
前はちっさかったけど、今度はおっきいのもらえたと、嬉しそうにしてたのがかわいかったです。